山形県長井市のさとう小児科医院は、小児科、内科、アレルギー科を専門とした小児科です。小児用の予防接種も行なっています。お子様の体調が気になる、相談したいことがある、そんな時はさとう小児科医院にご相談下さい。

さとう小児科

山形県長井市幸町17-27
0238-88-2662
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スタッフ通信

ワクチンについて

世界的に新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が猛威を振るっています。感染対策には、基本的な手洗い、マスク、密を避けるに加えて、ワクチンが非常に重要な役割です。

一般的にワクチンの効能は
①病気にかかるにくくする。 
②重症化を防ぐ。
③他人にうつさないようにする。
があります。特に③の効能は、ワクチンを受ける際に意外に忘れがちのことですが、受ける意味として大切なことです。
今後、コロナワクチン接種される方が増えて、感染者や重傷者の減少につながることを切に願うばかりです。

一方、子どものワクチンは、現在様々な種類があります。大きく分けて、ロタウィルス、肺炎球菌、四種混合などの定期接種(お金がかからない)とオタフク、インフルエンザウィルスなどの任意接種(自費)があります。いずれのワクチンも効能 ⋙ 副反応(発熱、接種部の腫れ、まれに強いアレルギー反応であるアナフィラキシーなど)となります。つまり、副反応のリスクを考慮しても、明らかに効能の方が人に対して利益を及ぼすということが今までの実績からはっきりしており、是非お子さんには接種時期にはしっかりワクチンを受けて頂ければと思います。

例えば四種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風菌、ポリオの感染症に対してのものですが、その中の破傷風菌は世界中どこの土壌の中にも存在している菌です。破傷風菌は、身近によく起こる転んだ際のすり傷、ペットを含む動物にかまれた時などでも感染する可能性があり、発症すると筋肉のけいれんを起こし、10-20%の致死率があります。その様な身近で危険な感染症を定期接種の四種混合ワクチンが防いでくれているのです。

そんな子供のワクチンもご家族としては色々な疑問や不安もあるかと思います。同時接種は大丈夫なのか?ワクチンの副反応は?などインターネットやSNSが普及する中、様々な情報があふれ皆さんを混乱させてしてしまうこともあります。
そんな時は、当院などかかりつけ小児科医にご相談されるか、こちらの小児専門医が正しい情報載せているサイトhttps://www.know-vpd.jp/faq/をご参照ください。

また、昨年より子供のワクチン間隔が大幅に変更され、以前よりスケジュールの点で受けやすくなっております。

自分も大切な人も守る大切なワクチンです。少しでも疑問や不安があれば是非お気軽に当院に相談して頂き安心して受けて頂ければと思います。

                              byカツオ院長

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