りんご病(伝染性紅斑)
夏休みに入り花火大会や夏祭りなど楽しいイベントが盛りだくさんの季節になりましたね🎵
お家の方々はお弁当作りや宿題の確認など大変かと思いますが、一緒に乗り切りましょう!!
最近全国ニュースでも警戒レベルが続いているりんご病、みなさんはご存じですか?
りんご病はウイルス感染によっておこる病気で正式名称を「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」と言います。
ウイルスに感染すると、無症状から軽い風邪症状を発症し症状が落ち着いた後、2週間前後で両頬の赤み、腕や足にレース状・網目状の発疹が現れます。
発疹が現れた頃には感染力が無いため発疹があっても元気であれば登校・登園には問題ありません。
基本的には1週間程度で赤みは消えますが、激しい運動や直射日光、暑いお風呂に長時間入ると赤みが強くでて長引きやすいため注意が必要です。りんご病と診断されたら1週間程度は外遊びを控えた方がいいでしょう。
また、りんご病は一度感染すると生涯免疫がつき通常二度はかからないと言われていますが、大人の方が初めてりんご病にかかると倦怠感や関節痛が子どもより強く出たり、発疹がお腹や胸・背中にも現れたりします。
りんご病には特効薬がなく関節痛には解熱鎮痛剤、皮膚のかゆみには軟膏といった対症療法になります。
また、妊娠中に感染すると胎児への影響が心配されるためお子さんや家族がりんご病と診断されたら産院へご相談ください。
予防策として手洗いうがい、咳エチケットを心がけましょう!
なにか不明な点があればお気軽にお声がけ下さい😊
グリーンモンスター